未知なる世界における自動車サプライチェーンの再稼働

サプライチェーン再稼働のための即応能力 - Operational Restart Readiness for the Automotive Supply Chain

サプライチェーンの再稼働

同僚の Terry Onica (QAD本社自動車業界ディレクター、MMOG/LE Expert)とパートナーの Cathy Fisher (Quistem社代表、ISO 9001/IATF 16949 QMS Expert)  が作成した、サプライチェーン再稼働において留意すべきポイントについてご紹介いたします。

 

【オンラインセミナー:サプライチェーン再稼働のための即応能力】

 方式:オンデマンド / 時間:約45分 / 言語:日本語

 マークラインズ (MarkLines) 情報プラットフォームにても告知済み

 

これまで世界中の自動車業界において、新型コロナウィルス (COVID-19) に起因するような予想もしない、完全または部分的な業務の停止に直面したことはありませんでした。前例のないことですので、もちろん前例のないアクションが必要になります。

現在の状況は、モデル変更など計画されている自動車工場の業務の停止とは大きく異なります。サプライヤーにおいて、特に Tier 2 と Tier 3 のサプライヤーは、顧客の製品品質と納品要件を確実に満たそうとすると、通常の工場再開手順では不十分な場合があります。

 

Operational Restart Readiness (業務再開の即応能力)について

QADとQuistem (自動車業界コンサルティング会社) は、自動車業界向けの オンラインセミナーで業務再開の為に打つべき戦略をご紹介します。

この オンラインセミナーでは、新型コロナウィルス環境での、完全または部分的な業務の停止後にオペレーションを再開するために検討すべき主要な製造トピックについて説明します。

今後数週間で、世界中の多くの自動車 OEM が組立工場を再開し始めます。 サプライヤーは、顧客の要件を満たす準備ができていることを確認するため、今すぐに計画と準備を始める必要があります。 この オンラインセミナーでは、サプライヤーが業務再開に向けて従うべき3つのステップは以下の通りです:

1.       施設内における新型コロナウィルスの管理と防止

2.       業務の再開

3.       安定した業務の再開

加えて、業務を再開する際に、潜在的なリスクを評価するために使用できる業務視点から考慮すべき重要な  13 項目のチェックリストを提供します。

 

新型コロナウィルスの影響の管理

自動車サプライヤーにとって最も差し迫った懸念は、業務を再開する間、新型コロナウィルスの感染・伝染リスクから従業員を健康で安全に保つ方法です。 組織内の新型コロナウィルスに対する取り組みをガイドするために利用できるリソースは多数あります。

たとえば、新型コロナウィルスのための職場の準備に関するOSHA 3990ガイダンス(英語)や、Lear社の「Safe Work Playbook」(英語) などの業界出版物等があります。 この オンラインセミナーでは、職場での新型コロナウィルスの感染・伝染リスクを特定して対処し、利用可能な新型コロナウィルス固有のガイダンスを適用するための3つの部分で構成される枠組みを提供します。

 

業務の再開

職場で新型コロナウィルスの感染・伝染リスクを管理するだけでなく、業務を物理的に再開するために必要なアクションについても検討しておく必要があります。そのために自動車製造関連企業において検討が必要な 13 個の主要な項目を特定しました。

業務再開に固有の重要な項目では、サプライチェーン全体で在庫を調整し、製品/プロセスの再認定を行う組織の緊急時の対応計画のレビューと適用について説明しています。
チェックリストの各項目について、サプライヤーが業務を効率的に再開できるようにするために取るべき具体的な行動に関する詳細なガイダンスを提供します。

このチェックリストは、自動車業界の複数の Tier 1 および Tier 2 サプライヤーによってレビューされ、関連するすべての偶発事象が含まれていることも確認します。

このチェックリストは自動車 OEM だけでなく、自動車サプライチェーンのすべての層のサプライヤーにとっても役立つガイダンスになります。

 

安定した業務の再開

現場従業員を新型コロナウィルスにさらされないように保護し、製造プロセス再開のためのアクションが実装された自動車サプライヤーは、将来のビジネスを明確にする重要な質問への回答を得ることに注意を向けることができます。

「ニュー・ノーマル」がどのようになるかを正確に知ることは困難ですが、プロセス、手順、作業指示、および緊急時の対応計画についての在り方を、業務再開から得た教訓を更新する事で組織的に再認識することができます。
また、業務を正常に戻すために、再稼働プロセスの中で時間を要してしまった領域に注意することもお勧めします。
新型コロナウィルスが再流行した場合の回復時間を短縮するには、業務再開の最適化戦略を開発しておくことが不可欠です。

この オンラインセミナーにアクセスして、業務を迅速に再開できるよう、組織的に準備することができます。

業務、品質、エンジニアリング、資材、ロジスティクス、購買、情報技術にかかわるエグゼクティブ層や工場責任者に対しては欠かすことのできない情報になります。

こちらから業務再開の準備チェックリストをダウンロードし、是非ご活用ください。

 

【オンラインセミナー:サプライチェーン再稼働のための即応能力】

 方式:オンデマンド / 時間:約45分 / 言語:日本語

 マークラインズ (MarkLines) 情報プラットフォームにても告知済み